▼楽器

金手祭ばやしに使われる楽器は4つ。 以下がその楽器です。
金手祭ばやしの演奏人数は主に、締め太鼓が(ほぼ)5人で、 他の楽器を演奏する人数は1人以上と、とても自由な形である。

大胴 (おおどう)
太鼓にも大きな胴と 小さな胴があり、この大きな太鼓は 胴に革を貼る時、鋲で留める。
別名大太鼓。普段私達(保存会員)は 大太鼓と呼ぶことの方が多い。
  締め太鼓 (しめだいこ)
金具又はロープで締めて 音を調整することから付いた名称 別名小太鼓。
こちらも 普段私達は小太鼓と呼んでいる。
鉦 (かね)
バチは竹の棒(昔は鯨のヒゲを 使用していたそう)に、鹿の角を 付けた物で、叩いて鳴らす。 別名チャンチキ。しかし私達は 普段この別名は使わない。 金手祭ばやしは笛が中心の演奏形式だが、 他の囃子はほとんどが鉦中心である。
篠笛 (しのぶえ)
篠竹を使っていることから付いた名称 音が鳶(とんび)の鳴き声に似ていることから 別名トンビともいう。 この別名も普段はほとんど使われない。 金手祭ばやしは、この篠笛を中心にした 演奏形式である。