金手祭ばやしに使われる楽器は4つ。
以下がその楽器です。
金手祭ばやしの演奏人数は主に、締め太鼓が(ほぼ)5人で、
他の楽器を演奏する人数は1人以上と、とても自由な形である。
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大胴
(おおどう)
太鼓にも大きな胴と
小さな胴があり、この大きな太鼓は
胴に革を貼る時、鋲で留める。
別名大太鼓。普段私達(保存会員)は
大太鼓と呼ぶことの方が多い。 |
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締め太鼓
(しめだいこ)
金具又はロープで締めて
音を調整することから付いた名称
別名小太鼓。
こちらも
普段私達は小太鼓と呼んでいる。 |
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鉦
(かね)
バチは竹の棒(昔は鯨のヒゲを
使用していたそう)に、鹿の角を
付けた物で、叩いて鳴らす。
別名チャンチキ。しかし私達は
普段この別名は使わない。
金手祭ばやしは笛が中心の演奏形式だが、
他の囃子はほとんどが鉦中心である。
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篠笛
(しのぶえ)
篠竹を使っていることから付いた名称
音が鳶(とんび)の鳴き声に似ていることから
別名トンビともいう。
この別名も普段はほとんど使われない。
金手祭ばやしは、この篠笛を中心にした
演奏形式である。 |